HKUST MBA 日本学生ページ移転&リニューアルのお知らせ

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HKUST MBA - MBA受験生向け日本語サイト (アジア・香港MBA留学)

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HKUST MBAについてのFAQをまとめています。在校生&卒業生のブログにあるFAQを転載しています。なお、内容は個人的な見解が多分に含まれていますので、その点ご理解ください。

Happy Unhappy <2011-10-01 香港科技大商学院(HKUST MBA) FAQ集>より


HKUSTの知名度ってどんな感じ?これは、実は、あんまり明確な答えは分からないのですが、クラスメートや中国人の妻の話を総合すると、次のような感じのようです。

地域
一般人
MBAという言葉を知っている人
Job Market
香港
HKU > CUHK、HKUST
HKUST > HKU, CUHK
???
中国(本土)
HKU >>> CUHK, HKUST
CEIBS=HKUST>HKU, CUHK
???
欧米
知らない
知らない
???

香港人のクラスメートでHKU卒でUSTの MBAに来ている人が何人かいますが、彼らの弁だと、一般的に言えばHKUが断然だが、MBAに限って言えばHKUSTのが知られているとのことで、MBAを知ってる人にはそれは共通認識とのことです。
妻(中国でそこそこの大学の卒業生)やその両親によると上海に上海大学があったり、東京に東京大学があるので、きっと香港には香港大学があるのだろうなというのは予想できたが、香港科技大や中文大のことは全く知らなかったとのことです。

その他の国のクラスメートに聞くと、基本的に香港の大学の知名度は0に等しく、ランキングが無かったらまず探すことは不可能だそうです。その意味でHKUもHKUSTも大差ないようです。まぁ、日本人が「中東で一番の大学はどこ?」 と聞かれて全く分からないのと似たような状態なんだと思います。

香港MBAに対応してくれるカウンセラーは?基本的に、香港MBAもその受験プロセスや合否の判定基準は欧米のそれと大きく異なることはないので、欧米校向けカウンセラーの方なら問題なく対応してくれると思います。ちなみに、私は会社の先輩の紹介で、大手予備校のAGOSのカウンセラーの方に見てもらいました(偶然、シンガポールのNUSを受験していた方も同じカウンセラーの方でした)。その意味で、日本の予備校にもアジアMBAのノウハウは蓄積されつつあるようです。

ただし、アジアMBAでは、率直にいって、例えばハーバードやウォートン、INSEAD のような超一流校のレベルを要求することは無いと思いますので、無理に高額なお金を支払ってまで、MBA受験界の超有名カウンセラーにお願いする必要もないかなーと感じています(超有名カウンセラーのカウンセリングを受けたことはないのであくまで想像ですが)。

クラブ活動ってどんな感じ?クラブ活動は大きく2つに分類されます。キャリアクラブと文化クラブです。

前者は、誤解を恐れずにいうと、より良い就職先を見つけるためのクラブです。例えば Finance Club という最大派閥(なんと90%の学生が所属している)は、キャリアトークや、業界研究、企業訪問、モックインタビューなどを企画して金融業界への就職をサポートしています。とても熱心に活動していて、視野を広げるという意味でも、ネットワークを広げるという意味でも価値ある存在といえます。

文化クラブの筆頭は、Japan Clubです。日本の文化を紹介したり、居酒屋で飲み会を開催したりというやつで、ばっくり言ってしまえば娯楽を目的にしています。他には Football Club、Sailing Club、Gourmet Club などがあります。 
Japan Clubについては、残念な出来事があったのですが、それについては、(もし香港にお越しいただければ)お酒の席でお話します。

デポジットについて実は、これについて聞かれたことは無いのですが、意外と重要だと思うので、のせておきます。HKUSTを考えているということは、普通に考えれば香港MBAの3校を同時に考えている場合が多いと思います(私もそうでした)。

HKU、CUHK、HKUST ともにそうなんですが、オファーを貰ったあとに、それを一定期間キープするために支払う必要のデポジットが欧米に比べると高いようです。具体的には$50,000(=約50万円)ぐらいします(昨年の金額なので、詳細は各校の公式Webなどで必ず確認してください)。

デポジットは入学後には学費として充当されますが、入学辞退した場合は返金されることなく無駄になってしまいます。ということで、香港MBAを受験される方は、今後の出願スケジュール戦略を考える上で、少しだけ頭の片隅においておくとよいかもしれません。


アジア戦記 - HKUST MBA留学生の日記 <11月1日>HKUST Q&A より


さてさて、最近ブログ経由と知り合い経由でHKUSTについて立て続けに質問を受ける機会があったのでそこでの小生の回答を記載しておきたいと思います。 (メールでいっぱい文章書いたので要はそれの使いまわしです。。)なお、当ブログ読んでいる方はご存じでしょうが、小生の意見はかなり偏っているのと所詮 3カ月を過ごした程度の感想ですので、そこは十分割り引いて解釈してください。なお、なぜ小生がHKUSTを選択したかはここを参照。


1.同級生はどのような志望動機でHKUST選択しているか?
・将来アジアで働きたい/アジアという軸で自分の差別化を図りたい。(中国というよりもアジアというキーワードの方が良く聞く)
・ファイナンスに強い。
・ランキングが高い(奨学金で来ている友達の中にはFT10位以内でかつGMATスコアが低めだからという理由も・・・)。


2.HKUSTの授業の特徴は?
・1月までは本当にインテンシブ(Exemptionがある、英語力/ファイナンス/会計のバックグラウンドがあればもう少し楽だと思います)
・ ディスカッション中心ではあるがクラスパーティシペーションは成績評価にそれほど組み込まれていない。(もちろん、ディスカッション参加を推奨されるし、 みな積極的に発言するがハーバードのそれと比べるときっと違うと思う。なので生徒の発言の質は良くも悪くも様々。。。)
・それほどアジアアジアしていない。ケースもハーバードのを使用(これはどこでもそう)。ただし、教授陣も生徒がアジアンテイストを求めているのを知っているので折を見て中国や香港、日本、韓国などの事例に触れる。
・エレクティブはファイナンスがとにかく充実。あと、チャイナ関係。逆にそれ以外はあまり充実していない(と思われる。)ただし、アントレやマーケティングなどは強化中の様子。


3.教授陣のバックグラウンドや質は?
・ バックグラウンドも国籍も様々(アジア出身がもちろん多めではあるが)。ほとんどがアメリカの有名大学のPHD。他校での教授経験者もいるが、どちらかと いうとHKUSTはトップ校に向けたステップに近いのでは。ケロッグとのジョイントEMBAの教授は秀逸だが、フルタイムで教えてくれているのは今のとこ ろ少数。
・多くの教授の給料査定にクラスパフォーマンス評価が含まれていない。(授業よりも研究レポート量が評価) もちろん大半がそれでも熱心に教えているが、一部おいおいという教授も。(今のところ一人だけですが)
・まあトップスクールでもはずれの教授はいると思うのであまり影響はないかな。質は総じて良いのではと思う。


4.同級生のバックグラウンドは?(e.g.香港人、中国人、外国人留学生の割合、バックグランド)
・中国人が圧倒的に一番多く、香港人はそれほど多くない(One of nationalityという感じ)
・中国+香港で30人強くらいか。(学年全体は120名程度)
・中国、香港以外は1~5人くらいで分布。インド人は少なめ。(5人しかいない)
・ただし、アメリカ人、カナダ人の半分くらいはチャイニーズ系(移民組み)
・ということで実質6割くらいがアジア系だが、それ以外(ヨーロッパ、US)もかなりいる印象。
・業界だとファイナンス出身者が一番多いと思われる。次いでコンサル(戦略以外)やITなど。金融系は一流のMNC出身者が多い。会計士や弁護士も何人かいる。
・クラスメートは中国人と日本人以外は国際経験が非常に豊か。
・平均年齢は29歳。
・ダイバーシティはHKUSTの売りなので、小生は総じて満足しています。INSEAD以外ではアジアでは一番だと思われる。ちなみに国籍は25カ国。(去年は27カ国)


5.同級生達は、それぞれ卒業後、どのような進路になるのか。
・香港人・中国人・・・・香港か中国で就職。金融が多いと思われるが、もちろんそれ以外も。
・その他外国人・・・・香港・中国に残るか仕事がなければ自国(またはそれに準ずるところ)に戻って就職。


6.日本人が卒業後、現地で就職する機会はあるのか。
・無くはない。が、ハードルは高いと考えた方が良い。
・これは、HKUSTに限ったことでなく、たとえUSのトップ校やLBSに行っても現地で就職するのは難しい(と聞く)
・要は日本に対する世界の関心はもはや低いため、われわれの差別化要因である”日本人”という売りを外資系にはあまり使えない。日系はもちろん別。
・英語が流暢でマンダリンもできるとなれば可能性はかなり高まると思われる。(マンダリンは香港で金融以外に就職するならほぼマストに近くなりつつある)
・現在、HKUSTのMBAオフィスは留学生の就職機会を広げようと、香港・中国のほか、シンガポールでの就職支援にも力を入れようとしており(つまりマンダリンが不要)、シンガポール企業訪問トリップも企画している。
(ちなみに小生は就職活動もしていないし、2年生でも無いので上はあくまでも周りから聞いた話です)


7.マンダリンの勉強機会は充実しているか?在学期間にある程度習得可能か?
・ランゲージセンターというのがあり、MBA生はプレMBAの一環としてそこが提供しているマンダリンコースを無料で1か月間学べる。(小生も8月はそれに参加。個人的にはいまいちでしたが)
・無料/有料でランゲージセンターが定期的に提供するコースがある。(小生は活用してませんが)
・真剣に学ぼうとしているクラスメートは個人でチューターを雇っている。ただ、現在は忙しすぎて結局週に一回もできてない様子
・ クラスメート同士でランゲージエクスチェンジを非公式に実施。ただし、日本語は不人気で、日本語に手を挙げた中国人は一人だけ。。相手も語学を教える専門 家でもないし、真剣にやるならちゃんと雇った方が良いのではと個人的には思う。ただ、本土の同級生はいっぱいいるのでその気になればしゃべるチャンスはい くらでもある。
・ゼロからだと、在学期間の16カ月で使えるレベルを身につけるのはかなり困難な様子。(クラスだけで非常に大変なのでMBAキャリアオフィスも在学中だけでゼロから使えるレベルにするのは難しいだろうと言っていた)
・ちなみにここでの使えるレベルとは、「就職活動に直結するレベル=仕事で使えるレベル」 。実は就職活動を意識すると時間は16カ月もなく、インターンシップ枠の確保に向けて既に就職活動を開始しているクラスメートも多い


8.アジアにフォーカスしている外国人留学生は「アジア」のどの国を意識しているか。
・香港、シンガポール、上海などが人気。金融街なのと生活環境が良いという点から。
・日本(東京)も何人かに聞かれたことあり。(日本語しゃべれないとだめなの皆知っているので真剣ではないでだろうけど)


9.中国の文化や語学をしっかり学ぶには本土に行った方がいいような気もするが、なぜ本土の大学を選ばないのか。

<学校面>
・一つはランキング。もうひとつはファイナンス学校としての評判。
・みな当然バックアッププランを考えているため最悪自国に帰っても就職できるよう、身につけられるものの高い学校(授業のクオリティや内容、評判)という点ももちろん考慮していると思われる。
・ただし、 アジアの大学は総じて動きが大きいので来年の評価がどうなっているかは不明。HKUSTも今年のエコノミストのランキングでは大きく順位を落とす

・ なお、小生は将来の可能性を中国にリミットするのは危険だと考えているため香港・HKUSTくらいがちょうどいいです。企業視点で考えると日本人の中国専 門家を育てるよりも、中国人で英語や日本語しゃべれる人間を雇う方が低コストだし、最近は日本人の中国専門家(もちろんマンダリンペラペラ)も相当増えて いるため中国でMBA取ってももはや大した差別化要因にならないのでは(と思っている)。
あと、MBAはあくまでもMBAなので、授業の内容自体はそれほど大差ないのでは(と思っている)。
”学び”という面では、カリキュラムよりも教授や生徒の質の方がよっぽど重要なのでは(と来てみて感じている)。

<語学面>
・中国語で授業を受けるMBAじゃないならあまり関係ないと思う。
1年~1年半のコースはどこも本当にインテンシブでコアコース中に語学学習している時間はあまりないのが実際。
・もちろん比較論でいけば中国本土の方が良いと思うが、語学学習とMBAは明確に分けて考えた方が良いと思う。
・もちろん後半は暇になるのである程度は勉強時間が取れるでしょうが、語学やりたいなら中国語のMBAに行くのが絶対良い。小生は英語力向上がメインなので英語MBAで香港で中国・アジアを学ぶくらいがちょうどいいです。

<文化面>
・日々の生活で学ぶものが一番多いため、これはその通りだが、 どの地域の文化を学びたいかを深堀して考える必要あり。
・中国は広く大きく、同級生に聞いても北京も上海もそれぞれ別の国だと言う。香港だって中国だし。香港で中国本土との違いを意識しながら学ぶというのは中国で中国を学ぶよりも意味があるかもしれない。
・それに就職の視点で考えてみると金融なら上海か香港となるため、香港文化を学ぶことは重要。
・ちなみにHKUSTの売りはファイナンスとチャイナなため、エレクティブもファイナンストラックとチャイナトラックが用意されている。(前者はともかく後者のレベルは不明)
・文化はともかく、金融や経済視点での中国の特徴は本土にいなくても学べるでしょう。例えば現在受講中のマクロ経済の授業はかなり中国を意識して進んでいる。
交換留学で北京大学/精華大学などで文化と語学を学ぶというのもあり。(実際最も多いパターン。ただ、これはUSのトップスクール行ってもできるので小生にはメイクセンスしませんが)
・香港⇔中国は旅行でも簡単にいけるし、MBAオフィスやチャイナクラブがいくつかのフィールドトリップを企画している。

<人脈面>
・中国本土の人脈(クラスメート以外)を作りたいのなら本土の大学の方が分があると思う。
・ネットワーキングと就職は住んでいる土地に依存する点が大きいのは事実。

いずれにしろ、本土MBAのことはそこの生徒の方に聞いてみるのが良いでしょう。(実際のところは全く違うメリットがあるのかもしれない)

10.その他
・日本人の卒業生・2年生・パートタイム学生とも仲が良い。いろいろなイベントに誘ってもらえたり、日々の相談に乗ってもらえたり、コネクション拡大を助けてくれたりと大変ありがたいです。(ちなみにFT09卒業生のKojiさんは香港でアルムナイ会のVPをされてます)
・アジアMBAで唯一(今のところ)、JAPAN CLUBが創設されており、そこで日本人代表としてリーダーシップを発揮したり日本人であることを堪能する機会がある。(もちろん他校にいって自分で立ち上げても良いでしょうが)

・上記は蛇足かもしれないですが、こういった有難さはボディーブローのように効いてくるもので、小生はこれらの点でもHKUSTにして良かったなと思っています。
・ちなみに一昔前のように日本人同士で固まっているという意味ではありません。日本人は少ないので固まるほどいません(笑)。